ジャパン・プラットフォーム(JPF) 公式ブログ

緊急人道支援組織、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)のブログ。NGO・経済界(経団連、企業など)・政府(外務省など)が連携し、国内外の緊急人道支援を実施。寄付金・募金受付中。

「一次産業の底力で中間的就労を加速させるシンポジウムin石巻」に参加

「一次産業の底力で中間的就労を加速させるシンポジウムin石巻」に参加してきました。

会場は石巻魚市場、震災後に再建されアジア最大級の規模を誇ります。

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震災6年目を迎える東北の総人口は900万人を下回り*1、4年連続の減少となり減少率は過去最大となっています。人口流出の原因の一つとして地域の基幹産業回復の遅れがあり、稼働年齢世代の流出が特に顕著となっています。

事業を再開した地元企業は多く、特に水産加工業などではこれまで地域住民で担っていた軽作業など人手不足で事業規模を震災前の水準に戻せないという問題も発生しています。

また震災以前から地域の若者が、地域の誇りでありアイデンティティでもあった一次産業への関心が薄く、人口流出が加速し地域の基幹産業の担い手が減少している現状も続いています。

一方、震災を起因とした社会環境や家庭環境の変化などにより心の不調を抱えたり、社会的居場所を失ってしまい学校を中退したり、家に引きこもるようになったりする若者が被災地では増加しています。このような若者に社会との接点を持ち続けてもらい、スムーズな就学と就労環境を整備し、地域産業の担い手になってもらうという事業を認定NPO法人Switchが運営するユースサポートカレッジ石巻NOTEが行っています。

働きたいという意思がある人がいて、働いて欲しい職場がある。そのふたつの社会課題を共に生きるファンドを通じ「いしのまき若者未来志向型インターンシップマッチング事業」として行っています。

自ら働いて給料を得、生活を自立させることは被災者の復興にとって欠かすことのできない要素です。一方 ハローワークなどの通常の就労相談窓口からの就職が難しい方々も多くいます。

Switchは一人一人の希望や都合に合わせた就労までのサポートや、就職後も継続的に就労できるよう定期的にフォローアップも行っています。例えば、面接の練習、履歴書の書き方、就労に合わせた生活のリズムを取り戻す機会の提供などです。

この就労支援の一環で、本格的な就労の前に農作業や水産業を体験し、、同じ目的に向かって力を合わせて作業することで生産の喜びを感じ、規則正しい生活のリズムを取り戻し、次の人生への第一歩を踏み出せるようにする、いわゆる中間的就労という試みがあります。

今回のフォーラムは、地元企業、また就労支援を行っている団体の両面から中間就労や就労支援についての実例の紹介と共に会場も交え、意見交換がなされました。

登壇者のみなさま

(左から、株式会社田伝むし 木村様、湊水産株式会社 倉本様、公益財団法人共生地域創造財団 多々良様、一般社団法人FishermanJapan 島本様)

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コーディネーターを務めた特定非営利活動法人まなびのたねネットワーク 伊勢様

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東北の基幹産業である一次産業においては震災の影響で失った販路の回復がまだまだ進んでいません。宮城県内のプレハブなど仮設店舗から退去した業者のうち、半数近くがが廃業するなど厳しい状況が続いています。被災地の生業、特に一次産業の復興無くして、地域の持続的復興は成し得ません。

また、少子高齢化が進む日本において、地域の中で地域との接点が薄くなっている若者が地域に参画できる機会となる中間的就労は、今後日本全体でも大変重要な取組となると感じています。

Switch理事長の高橋さんが最後の挨拶で「地域の力で、若者も含めて、みんなが暮らしていける世の中にしていく必要がある。」とおっしゃっていました。

 Switch理事長 高橋さん

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東日本大震災をきっかけとした社会課題解決のモデルが、日本全体の社会課題解決に繋がっていくことが東日本の復興に繋がると信じています。
今後も地域担当としてできることを精一杯やっていこうと改めて感じたフォーラムでした。

ジャパン・プラットフォーム国内事業部宮城地域担当 三浦

 


 


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*1:※2015年 総務省 国勢調査より

写真で見る福島の避難指示解除・解除準備

今回は、福島の避難指示解除・解除準備の特徴的な珍しい写真をご紹介します。

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2/5に福島大学災害復興研究所主催の「ふくしま被災地スタディ・ツアー」に参加してきました。

先の写真は飯館村にある放射能汚染物質の焼却炉です。まるで昔見た「未来少年コナン」に出て来たインダストリアのようです。

飯館村では、福島市、伊達市、国見町、川俣町、南相馬市、の放射能汚染物質の処理を一括して行うことになりました。
この施設は一定の年数を決めて処理をする期間限定の仮設施設だそうですが、破砕を繰り返し廃棄物の分量自体を小さくする「減容」により、廃棄物量を減らしているとのことでした。一日の処理能力は240t/日(120tx2炉)、24時間連続運転で、処理対象物は36万t*1とのことです。

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これはスタディ・ツアーのバスで移動中に撮った浜通り6号線沿いの廃炉作業中の福島第一原子力発電所3号機です。ロボットを使って放射能汚染物質の瓦礫を取り除いたり、廃炉作業に充てたりしようと計画していますが、まだ実験中でなかなかうまくいかないとのことです。もちろんここは帰還困難地域です。

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これは富岡町の放射能汚染物質処理場です。トラックに搬入されるところですが、2重扉になっていたり、厳重に下のコンクリートで漏れないようになっていたり、さまざまな工夫がされているそうです。

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日付が前後しますが、1/31には避難指示解除になった楢葉に新しくできた仮設の復興診療所に行ってきました。今年2016年2月1日に開所しました。

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こちらは清潔感溢れる診察室

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こちらはふたば復興診療所のオープニングに合わせて行われた地域包括ケアのシンポジウムです。昨年4月に避難指示解除になった楢葉ですが、戻ったのは高齢者ばかりで人口の5%くらいです。これからどのように、医療、介護などの福祉、ケア体制を確立していくかが大きな課題です。

福島は未だに約10万人の人が避難生活を強いられ、震災関連死は約2000人*2自殺者は平成27年1月から12月まで19人*3で昨年度より4人増えています。震災関連の自殺者は宮城、岩手は震災直後から減少傾向である一方、福島では増えています。帰還後のインフラ整備が進まない中、特に健康を守る支援に注目していきたいと思います。

 

ジャパン・プラットフォーム福島地域担当 山中

 


 


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*1:「飯舘村蕨平地区対策地域内 廃棄物等処理業務(減容化処理)」事業概要IHI環境・日揮・熊谷組 廃棄物等処理業務共同企業体 (環境省 福島環境再生事務所 発注)

*2:平成27年12月25日発表 復興庁

*3:平成28年2月10日発表 内閣府

被災地の支援団体間を繋ぐ連携調整の検証事業

東日本大震災におけるJPFの支援活動は、「共に生きる」ファンドを通じた地域団体への助成事業が主ですが、この他にも支援に関わる組織間の連携調整の支援やこの震災の経験を次の災害時へと繋げる対策事業を行っています。

tohoku.japanplatform.org

災害が起こると、行政・NPO/NGO/市民団体・企業等が復旧・復興支援のため被災地で活動しますが、多様な組織が関わることで、情報の混乱や、支援の局所的な過剰供給・不足が起きることもあります。

連携調整では、このように現地で支援活動を行う組織間のコミュニケーションを円滑にすることで、情報共有・支援調整・協働を促進し、情報を整理し支援の偏りの是正に繋げていくのです。

JPFはこれまで、連携調整の支援として、県域レベルでは「ふくしま連携復興センター」「みやぎ連携復興センター」「いわて連携復興センター」などの団体の運営支援を、また市町村レベルでも福島県いわき市や岩手県宮古市などの中間支援組織を対象に、「共に生きる」ファンドを通じた資金助成を行ってきました。

この他にも、東日本大震災の被災各地では、地域内の支援組織同士が会議を独自に開催したり、地域組織が参加するネットワークが成立してきました。

このような支援組織同士が集まるネットワーク組織/協議体の存在は、阪神・淡路大震災の時はあまり見られなかった動きです。

現在JPFは、(公財)神戸都市問題研究所と協力して、地域のネットワークの活動に参加した団体へのアンケート調査を実施し、ネットワークとして役割を担った団体にヒアリングを行い、東日本大震災での連携調整について検証する事業を進めています。

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写真:ネットワーク検証の様子(ワークショップ形式で議論を進めます)

今後も大規模・広域災害が起きる可能性は非常に高いと指摘されています。

東日本大震災において各ネットワークが果した役割と機能について明らかにし、連携調整の知見を、今後の国内災害支援を迅速かつ効果的に展開するための施策へと繋げていきたいと考えています。

 

ジャパン・プラットフォーム国内事業部 東京事務所 谷内田

 


 


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伝統文化の復興!蘇る福島県虎捕山津見神社の天井絵237枚の狼たち

現在避難指示解除準備地域で、かつて日本一美しい村と言われていた南相馬郡飯館村と、南北朝の頃から北畠兼家が国府を置いていた伊達市霊山との間に、虎捕山津見神社という所がある。

後一条天皇の頃、墨虎という不思議な力を持った凶賊が、霊山に拠点をおいて近隣の豪族を支配しており、豪族たちも朝廷の命令に従わなくなっていた。後冷泉天皇の時代永承6年(1051年)、陸奥守源頼義が部下に墨虎の討伐を命じた。しかし山に隠れては現れる墨虎に苦戦を強いられていた。ある夜頼義の夢に山の神が表れ、「墨虎を捕らえんと欲せば、白狼の足跡をふみ追うべし」と告げた。頼義の命を受け藤原景道は白狼が出るような深く険しい山々を捜索していると、一際際立った足跡を見つけた。そしてそれを追っていくと墨虎が潜んでいる穴に辿り着き、背を向けていた墨虎に短刀を後ろから投げつけたところ、それが見事に刺さった。頼義は夢に現れた山の神に感謝し、墨虎を討った山に祠を設けて「虎捕山神」と称えた。

それ以降、その祠は虎捕山津見神社となり、この辺りは「刺す」から佐須という地名となった。

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そして、この神社の守り神は狛犬ではなく狼なのだ。

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2011年春福島第一原発事故の放射能被害により、飯館村にも全村避難指示が出て村には誰もいなくなった。しかしこの虎捕山津見神社の宮司老夫婦は、山の神に仕えるために残り続けた。ある日、ちょっとしたボヤがきっかけでこの虎捕山津見神社の拝殿は全焼してしまい、火災に巻き込まれた宮司の奥様も亡くなられた。消防隊が早くかけつけることができたら、ただのボヤで済んだかもしれないのだが、村には誰もいなかったので遠くから別の地域の消防隊が駆け付けたころには既に遅かった。この神社の天井には古くから伝わる237枚にも及ぶ狼の絵が飾られていたのであるが、それらも全て燃えてしまった。ちなみに本殿は山頂にあり火災を免れた。

JPFでは、この佐須地区で活動を展開する「ふくしま再生の会」というNPOが行う‘被災住民とボランティアと専門家の協働活動による飯館村佐須地区・松塚地区再生計画’に助成していた。そして、その活動の様子、進捗状況をうかがう目的で昨年末この地域を訪問した。

そこでこの狼の絵が東京芸術大学のプロジェクトで一部修復され、佐須公民館に展示されていることを知った。燃える前にオーストラリア人のプロカメラマンが天井に描かれた273枚全てを写真に収めていたとのこと。それを見ながら有志で狼の絵を復元しており、今年2016年の3月には全て完成し、福島県立美術館で展覧会を行った後、再建された神社の配拝殿の天井にはめ込まれる予定らしい。

公民館に狼の絵を中心に集まる住民の皆さんの誇らしげな笑顔を見ていると、こうした住民のアイデンティティを支える被災したものの復興も、人々の心の復興には欠かせないと実感した。

福島県立美術館での復元された狼の絵の展覧会にはみなさん是非福島に足を運んで下さい。

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白い狼(実際は白い山犬?)と狼とのあいびき:イノシシや熊狩りのために、勇猛果敢な猟犬を手に入れる目的でメスの山犬を山深くに繋いでおいて狼と掛け合わせる風習は他の地域でも見られる。

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白い山犬と狼とのミックス

 

ジャパン・プラットフォーム 国内事業部 福島地域担当 山中

 


 


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仙台に2本目の地下鉄“東西線”が開通!

先日(2015年12月6日)、構想から約35年を経て、仙台市に地下鉄2本目の路線「東西線」が開通しました。

日本一(標高の)高い地下鉄駅の八木山動物公園駅と、東日本大震災で自宅を失った人たちが移住する復興住宅が周辺に整備される予定の荒井駅をつなぐ路線です。山と海をつなぐ路線ですね。前にモノレールで動物園につながると聞いたような気がしますが、いつ、地下鉄にかわったんだろう。

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出典http://www.kotsu.city.sendai.jp

 

今年は東西線開通にあわせ、例年12月12日に開催することが多い「SENDAI光のページェント」が同日の12月6日からはじまりました。

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出典http://www.sendaihikape.jp

 

東北事務所からもみることができます。17:30の点灯の瞬間、街行く人たちの歓声で思わず、仕事の手がとまってしまいます。

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メインの定禅寺通りは、地下鉄南北線の勾当台公園駅となりますので、新旧の地下鉄を楽しむことができるこの時期に是非、仙台にお越しになってはいかがでしょうか。

ジャパン・プラットフォーム国内事業部 今野

 

 


 


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六本木東京ミッドタウンにて福島とアフガニスタンに関する2つのイベントを開催!

こんにちは、JPF東京事務所の谷内田です。

12月に入り、2015年も残すところあとわずかとなりました。JPF東京事務所も年末を前に、慌ただしくなってきました。

今回は、イベントのお知らせです。
2015年12月11日(金)に六本木にて、福島にフォーカスしたイベント第2弾
国際NGOと福島の談話タイム
-福島をコラボレーションで支える-
を開催します。

キーワードは「コラボレーション」です。

第1部談話タイムでは、震災発災後より福島で支援活動を行ってきた団体より、これまでの活動の過程と成果について具体的に報告してもらいます。シャンティ国際ボランティア会からは、震災当初から避難者を受け入れ支援を行ってきた曹洞宗のお坊さんが袈裟姿でご登壇されます。
また、第2部のパネルディスカッションでは、福島の支援団体の方とJPF福島担当が、福島の現場で起こっている問題や見過ごされている課題についてお話します。
福島で活動する団体がこれまで行ってきたコラボレーション活動について振り返るとともに、今ある課題に対してどのようなコラボレーションが有効なのかを、この談話タイムで考えていきます。

皆さま、ぜひお誘いあわせの上、ご参加ください。

お申し込みはこちらのJPFウェブサイトより詳細をご確認の上お申し込みください。

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 そして、12月15日(火)には、同じ会場で、JPFの海外事業部がパネル展示を行います。

覚えていますか、アフガニスタン
-アフガニスタン・パキスタン支援、確かに届けた5年間の歩み-

こちらも、どうぞよろしくお願いします。

詳細はこちらのJPFウェブサイトよりご確認ください。

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こちらも、どうぞよろしくお願いします。
 



「国際NGOと福島の談話タイム-福島をコラボレーションで支える-」概要

日時:2015年12月11日(金) 14:00~15:30(開場13:00)

定員:先着100名程度(参加無料)
お申し込み:参加無料・12月8日(火)申し込み〆切
こちらよりお申し込みください。


「覚えていますか、アフガニスタン -アフガニスタン・パキスタン支援、確かに届けた5年間の歩み-」概要
日時:2015年12月15日(火)13:00~16:00
※入場無料・申込不要。出入り自由。お気軽にお立ち寄りください。


会場:富士フイルムフォトサロン2F(フジフイルム スクエア内)
東京都港区赤坂9丁目7番地3号協力:富士フイルム(株)/フォトボランティア ジャパン基金

主催:特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム 

本イベントは、2015年12月11日(金)~17日(木)富士フイルムフォトサロン 東京・フジフイルム スクエアにて開催される、フォトボランティア・ジャパン基金主催『世界の子ども達への支援を知ろう サポートしようー第19回写真家達によるチャリティー写真展』の同時開催イベントです。フォトボランティア・ジャパン基金のご協力により開催し、また売上の一部をJPFの人道支援活動のための支援金として贈呈くださいます。会場は、富士フイルム㈱のご厚意により無償提供していただいています。
フォトボランティア・ジャパン基金は、プロ写真家たちで構成され、オリジナル作品の全売上金を日本のNGOに贈呈するこのチャリティー写真展を継続し、今年で19年目となります。プロ写真家の額付写真約250点を一堂に展示し、すべて1万円で即売。今年は、UNICEF東京事務所、ミランクラブジャパン、世界の子どもにワクチンを 日本委員会、JPF等の支援先団体とコラボレーションし、同時開催イベントに協力しています。
この素晴らしい趣旨のイベント、ロケーションで、JPFの人道支援の活動紹介の機会をいただけることに心より感謝申し上げます。

ジャパン・プラットフォーム 国内事業部 谷内田

 


 


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東日本大震災からまもなく5年 ~Coming Soon!「国際NGOと福島の談話タイム/福島をコラボレーションで支える」~

昨日はジャパン・プラットフォーム(JPF)主催の福島シンポジウム「福島緊急アピール~今起きていること・できること~」に多数のみなさまにご参集を賜り、誠にありがとうございました。
また、私たちの「福島支援継続の意志」を多くの方々にご理解いただき、また、その思いを共有できたことは、大変ありがたく心強いかぎりです。 

2011年3月11日に起こった東日本大震災から、まもなく5年目を迎えます。国の定めた東日本大震災における10年間の復旧・復興計画の折り返し点でもあります。JPFはこの節目の時期に、福島の現状を様々な角度から、できるだけ多くの方々に知っていただきたいと考えて活動を続けています。

第1弾の「福島緊急アピール」では「今起きていること・できること」と題して、「民間の力、私たち一人一人の力で何ができるか」を考えてみました。第2弾は「福島をコラボレーション(連携)で支える」をテーマに実際に震災当初から福島へ入り、被災された方々・地元NPO・自治体などと連携して活動してきた、JPF加盟NGOのAAR Japan(難民を助ける会)やシャンティ国際ボランティア会からトーク形式で話を聞くことができる、「国際NGOと福島の談話タイム」です。みなさん、ふるってご参加ください。

 
「国際NGOと福島の談話タイム」

[日時] 2015年12月11日(金)14:00~15:30

[場所] 富士フィルムフォトサロン スペース2

    東京都港区赤坂9丁目7-3 フジフィルム スクエア内

[定員] 先着100名程度(参加無料)

[申込] 12月8日締切 

    JPFウェブサイトhttp://www.japanplatform.org 内のイベントページよりお申し込みください。

 

ジャパン・プラットフォーム 国内事業部長 阿久津


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