ジャパン・プラットフォーム(JPF) 公式ブログ

緊急人道支援組織、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)のブログ。NGO・経済界(経団連、企業など)・政府(外務省など)が連携し、国内外の緊急人道支援を実施。寄付金・募金受付中。

東日本大震災支援(東北事務所)

ヤルキタウンコミュ二ティキッチン:地元の食文化を通じた交流の場

写真:降り立った遠野駅は土砂降りでした。 普段はほとんど仙台の東北事務所から出る機会がない私ですが、6月下旬に4日間、岩手へ行ってまいりました。岩手では、現地の会議に参加させていたたり、助成先の団体さんを訪問したり、仮設住宅や仮設商店街を見て…

【東日本大震災被災者支援2012年度報告書:届けてきた支援とこれからの展望】

Photo by Natsuki Yasuda/studio AFTERMODE 2012年度の東日本大震災被災者支援の報告書が出来上がりました。 本報告書では、支援活動を通じて紡がれた、様々なストーリーを紹介しています。例えば、震災と津波で大きな被害を受けた三陸の水産業への支援。仕…

お母さんたちへの寄り添いを通じてのネットワーク構築

福島の相馬・南相馬で活動するBridge for Fukushimaは、ジャパン・プラットフォームの「共に生きる」ファンドの助成で2つ事業を実施しました。第10次「乳幼児を持つお母さんの子育てネットワーク フェーズⅡ」2013年3月31日に事業終了第12次「南相馬市小高区…

2年間の宮城県気仙沼駐在を終えて

写真:気仙沼町づくりセンター合宿のファシリテーションの様子 2013年5月15日をもって約2年間の宮城県気仙沼駐在が終えることとなった。団体(ジャパン・プラットフォーム)としても個人としても初めての国内災害に対する本格的な対応であり、難しさとやりが…

岩手県大槌のNPO「吉里吉里国」による「復活の薪プロジェクト」

今日は岩手県大槌で活動する「吉里吉里国」という地元のNPOを紹介します。吉里吉里国は震災直後から避難所で被災灌木を使った薪による風呂提供事業などを実施して来ました。現在は「復活の薪プロジェクト」を展開し、薪の生産と販売により雇用創出、コミュニ…

ジャパン・プラットフォームとロンドン・ビジネス・スクール~震災について考える異文化交流

3月最終週の土曜日夕方、イギリスにてMBAを学ぶロンドン・ビジネス・スクールの学生さんたちが日本を訪れるツアーのスケジュールの一貫として、東日本大震災について学ぶ機会が設けられ、ジャパン・プラットフォーム東北スタッフがスピーカーとして、登壇さ…

【インタビュー】「福島では今も、先が見えないような状態。支援者の疲れはピークにきています」~NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島の理事 遠野 馨さん~

右がNPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島の理事、遠野さん、写真左が理事の安達さん ジャパン・プラットフォームの東日本大震災被災者支援で行っている「共に生きる」ファンド第8回で、被災した子どもの県外への体験トリップと、郡山市内でのイベ…

「共に生きる」ファンド助成団体が一同に会した、「共に生きる」フォーラム

2011年4月に創設されたジャパン・プラットフォーム「共に生きる」ファンドでは、これまでNPO・NGOを中心とした非営利団体により163の事業に助成を行ってきています。あの日から3年目に入る2013年2月末から3月初めにかけて、ジャパン・プラットフォームではこ…

海中の瓦礫撤去や清掃活動を行う団体「三陸ボランティアダイバーズ」

2013年3月23日、青空とエメラルドグリーンの海が広がる越喜来の崎浜漁港に、三陸ボランティアダイバーズの活動の進捗確認に行きました。ジャパン・プラットフォームは2012年4月1日から当団体に資金助成しています。当団体は2011年5月から海中の瓦礫撤去、清…

東松島市での復興感謝祭にて感謝状をいただきました

3月23日に、東松島市において、復興感謝祭(主催:東松島市社会福祉協議会)が行われました。会場では、仮設団地において制作されたグッズの展示・体験・販売や炊き出しなどの企画もあり、多くの地元のかたが参加されていました。 また、東松島市社会福祉…

子ども支援専門家や看護師などのチームによる、子どもの心理社会的支援(陸前高田市)

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟団体のNICCO(日本国際民間協力会)が行う心理社会的支援の現場にお邪魔しました。本事業はジャパン・プラットフォームによる資金助成で実施されています。 全壊地域の陸前高田市小友地区の小学生、72人を対象に行われて…

A Common Beat

1月19日に、多賀城市民会館においてミュージカル「ア コモン ビート」が上演されました。 このイベントは、ジャパン・プラットフォームが資金助成している「ピーズボートセンターいしのまき」が若者支援の一環として公演までの運営のサポートを行い、実施さ…

東日本大震災被災者支援を行うジャパン・プラットフォーム国内事業部全体ミーティング

昨日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)国内事業部スタッフ全員と事業部長、コミュニケーショングループスタッフが東北事務所に集まり、現在・直近の情報共有と、今後の方針に対する意見交換をするミーティングを行いました。 東日本大震災被災者支援から本…

NPO・NGO等による、大船渡まちづくりワークショップ

11月23日(金)大船渡で、まちづくりに携わるNPO・NGO・社会福祉法人の方々が集まり、住民主体の合意形成によるまちづくりのワークショップが行われました。これは大船渡で活動するNPO・NGOから、まちづくりに取り組んで行かなければならないが…

ISHINOMAKI 2.0

「ISHINOMAKI 2.0」では地元の人たちが主体となり、外からの人材、知識、資源をつなぎながら、震災後空洞化してしまった街の復興に着手しています。ジャパン・プラットフォームでは、当該団体が石巻、牡鹿半島、女川地域で、商店街関係者、事業主、商店主の…

東北キャンナス 石巻牡鹿半島

石巻の牡鹿半島は風光明媚なところです。その先端に東北キャンナスの拠点でもある「おらほの家」があります。東北キャンナスは看護師などによる訪問・見守り活動、心理社会的サポートに加え、健康推進・予防のためのプログラムを各仮設の集会所で実施してい…

AEAヒーリングプロジェクト

今日はジャパン・プラットフォームで資金助成しているAEA(ASIA Environmental Alliance)のヒーリングプロジェクトをご紹介します。 プランターと用土、花苗や球根、野菜苗を使って、自分なりの花と緑の癒しの空間を応急仮設に作って行きます。 みんなでいろ…

浦戸福祉会

今日は浦戸福祉会の活動を紹介します。浦戸福祉会は10年前から浦戸諸島でデイ・サービスなどを展開してきました。震災後はしばらく浦戸諸島に入ることはできませんでしたが、2011年3月26日に船で入れるようになるや次の日に、それまでネットなどで…

PARCIC協働農場

残暑厳しい折り、石巻北上町十三浜地区で行われている加盟団体PARCICの農業を通したコミュニティー形成、心理社会的サポート支援を訪れました。ジャパン・プラットフォームは本事業に対して資金助成を通じて協力しております。参加者はみな応急仮設住居の方…

ヒューマンソーシャルハーモニー研究所: 双葉町からの避難者を支える

被災者の皆さんは、仮設住宅や借り上げ住宅で仮の住まいを確保されていると思われがちですが、まだ「避難所」はあります。 埼玉県加須市の、旧騎西高校。 ここには、福島県双葉町から避難されてきた方々が今でもいらっしゃいます。さまざまな理由で借り上げ…

東北っ子、未来に向けてトライ!!!

今日は、NPOスクラム釜石が自衛隊の船岡駐屯地で実施した「ともだちカップ」の様子を紹介します。(ジャパン・プラットフォームはこの事業に対して「共に生きるファンド」にて資金助成をしています。) 当日は快晴の空の下、被災地の子どもの交流も兼ねて、…

フロンティア南相馬 水泳教室

8月18日(土)福島県いわき市ハワイアンズ・センターにフロンティア南相馬の遠足企画第4弾「第2回水泳教室」を視察しました。 南相馬では屋外プールなど解禁になったものの外で泳ぐ子どもは殆どいないとのこと。ジャパン・プラットフォームはこの南相馬の幼…

「ふくしまインドアパーク南相馬園」がオープン!

NPO法人フローレンスが実施する「ふくしまインドアパーク南相馬園」を訪問してきました。 この施設は、放射能の不安の中でも子どもたちが安心して遊ぶことのできるように8月14日に開設されました。 ジャパン・プラットフォームは、このインドアパークの事業…

日本カーシェアリング協会

7月27日(金)石巻に日本カーシェアリング協会を訪ねました。 日本カーシェアリング協会では現在59台を管理し、そのうち50台を石巻の応急仮設住宅地や在宅居住地域に配置し、残りを女川、一関、気仙沼に配置しています。この日は南三陸で同じくカーシェアリ…

福島連携復興センター

7月19日(木)福島県郡山市で、福島連携復興センターの総会及び一周年のシンポジウムに出席しました。 福島は課題、状況が地域ごとに異なり、一言で連携といっても非常に困難を極め、その分チャレンジと意義が大きい取り組みと言えます。 JPFは福島連携復…

南三陸ふれあい味噌工房とみなさん館

7月26日(木)、南三陸でJPF加盟団体JAFS(アジア協会アジア友の会)が行っている「石泉ふれあい味噌工房」を訪問しました。この味噌工房では既に12トン以上の味噌が作られ、各家庭でおふくろの味を取り戻すべく時を待っています。味噌がこの地域では…

支援スタッフの研修と支援現場視察

心のケア・心理社会的サポートの一環として、スタッフ研修がシリーズで行われています。今回は大船渡にて、子どもと親子関係に関わる支援スタッフの研修があり、同時に大槌や陸前高田の支援現場の視察を行いました。この研修は、震災後1年経って子どもに特徴…

浪江町交流会

2012年6月30日、東京都文京区にある椿山壮で、浪江町交流会が開催されました。 JPFで支援させて頂いているまちづくりNPO新町なみえ様も、本会開催において協力されており、JPFスタッフがお邪魔させて頂きました。会には、浪江町から関東地区に避難されている…

二本松にある浪江のコーヒータイム

今日は二本松にある浪江の障がい者の方々が実施しているNPOコーヒータイムを訪れました。代表の橋本さんは災害後1週間から10日間の間に自分が関わっていた利用者の方すべてと連絡を取り、安否を確認した後、通院の同行や見守りを通して関係を保っておられ…

陸前高田つどいの丘商店

6月2日(土曜日)晴天の中、念願の陸前高田つどいの丘商店街がグランドオープンしました。JPFはレスパイトハウスハンズという地元NPOを通して、この商店街の土地造成を始め、活動拠点整備、イベント、企画実施などを資金面などでサポート致しました。 …