ジャパン・プラットフォーム(JPF) 公式ブログ

緊急人道支援組織、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)のブログ。NGO・経済界(経団連、企業など)・政府(外務省など)が連携し、国内外の緊急人道支援を実施。寄付金・募金受付中。

【熊本・大分地震】現地の状況と報告

先月は、熊本、大分で起きた地震被害の現地状況を把握しニーズに応じた今後の対応のため、第一陣として本震のあった4月16日から11日間に渡り被災地に入っていました。 特に第一震ですぐに出た倒壊家屋数(その時は20)について、第二震の本震ではなかなか情…

九州地方広域災害支援、現地入りしたスタッフからの報告

4月14日(木)から九州地方で続発している地震によって被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 JPFは4月16日(土)にスタッフ2名が出動し、これまでに現地の状況調査や支援団体間での情報共有等を行いました。現在、支援ニーズに応じた今後の対応…

『国際NGOと福島の談話タイム - 忘れない、福島こころのケア続けるプロジェクト- 』のご報告

東日本大震災被災者支援において、国際NGOと地元のNGOがゼロから信頼関係を築きあげ、ともに地元に根ざした支援活動をしてきたJPFでは、談話シリーズとしてともに連携してきたパートナーがトーク形式で、支援現場の生の声を届ける会を開催してきました。 201…

地域支え合いの仕組み「地域共生ホームねまれや」〜被災者支援から地域福祉へ〜

こんにちは。岩手担当の高久です。 岩手では、現在災害公営住宅の建設が急ピッチで進められ、仮設住宅から災害公営住宅への移行がピークを迎えています。仮設住宅から新たな地域への移転に対して、安心して生活を始められるよう、コミュニティ形成支援や自治…

【お知らせ】3月28日開催 国際NGOと福島の談話タイム -忘れない、福島こころのケア続けるプロジェクト-

ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、 2011年の東日本大震災直後より現地入りし、被災された方々・地元NPO・支援団体・自治体などと情報共有、連携しながら、東北で支援活動を展開してきました。東日本大震災から6年目を迎える今、いまだ、約17万4,000人*…

3.11東日本大震災から五年~あの日・あの時、そして、今・これから…~

東日本大震災から五年、この間、人それぞれ、さまざまな「あの日・あの時」があったことと存じます。東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。 ご自身が被災された方々、ご家族や大切な方を失ってしまった方々。そして、自分に何…

「一次産業の底力で中間的就労を加速させるシンポジウムin石巻」に参加

「一次産業の底力で中間的就労を加速させるシンポジウムin石巻」に参加してきました。 会場は石巻魚市場、震災後に再建されアジア最大級の規模を誇ります。 震災6年目を迎える東北の総人口は900万人を下回り*1、4年連続の減少となり減少率は過去最大となって…

写真で見る福島の避難指示解除・解除準備

今回は、福島の避難指示解除・解除準備の特徴的な珍しい写真をご紹介します。 2/5に福島大学災害復興研究所主催の「ふくしま被災地スタディ・ツアー」に参加してきました。 先の写真は飯館村にある放射能汚染物質の焼却炉です。まるで昔見た「未来少年コナン…

被災地の支援団体間を繋ぐ連携調整の検証事業

東日本大震災におけるJPFの支援活動は、「共に生きる」ファンドを通じた地域団体への助成事業が主ですが、この他にも支援に関わる組織間の連携調整の支援やこの震災の経験を次の災害時へと繋げる対策事業を行っています。 tohoku.japanplatform.org 災害が起…

伝統文化の復興!蘇る福島県虎捕山津見神社の天井絵237枚の狼たち

現在避難指示解除準備地域で、かつて日本一美しい村と言われていた南相馬郡飯館村と、南北朝の頃から北畠兼家が国府を置いていた伊達市霊山との間に、虎捕山津見神社という所がある。 後一条天皇の頃、墨虎という不思議な力を持った凶賊が、霊山に拠点をおい…

仙台に2本目の地下鉄“東西線”が開通!

先日(2015年12月6日)、構想から約35年を経て、仙台市に地下鉄2本目の路線「東西線」が開通しました。 日本一(標高の)高い地下鉄駅の八木山動物公園駅と、東日本大震災で自宅を失った人たちが移住する復興住宅が周辺に整備される予定の荒井駅をつなぐ路…

六本木東京ミッドタウンにて福島とアフガニスタンに関する2つのイベントを開催!

こんにちは、JPF東京事務所の谷内田です。 12月に入り、2015年も残すところあとわずかとなりました。JPF東京事務所も年末を前に、慌ただしくなってきました。 今回は、イベントのお知らせです。2015年12月11日(金)に六本木にて、福島にフォーカスしたイベ…

東日本大震災からまもなく5年 ~Coming Soon!「国際NGOと福島の談話タイム/福島をコラボレーションで支える」~

昨日はジャパン・プラットフォーム(JPF)主催の福島シンポジウム「福島緊急アピール~今起きていること・できること~」に多数のみなさまにご参集を賜り、誠にありがとうございました。また、私たちの「福島支援継続の意志」を多くの方々にご理解いただき、…

シンポジウム「福島緊急アピール-今起きていること・できること-」に向けて準備を進めています

ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、2015年11月16日(月)に、東日本大震災および原発事故で被災した福島の復興支援をテーマとするシンポジウム、「福島緊急アピール-今起きていること・できること-」を開催します。 第1部では、被災者と支援団体の声を集…

幻の大イワナを求めて

こんにちは、ジャパン・プラットフォーム岩手県地域担当の高久です。私は、岩手担当として、遠野市を拠点に沿岸被災地や内陸などを日々動き回っています。10月に入り、遠野では徐々に寒さが増してきました。私は、岩手に来て4年目になりますが、岩手の冬の厳…

福祉サービスを利用せずに避難生活を送っている避難障がい者と地域を結ぶ交流スペースを支援<福島>

今日は交流サロンしんせいの事業をご紹介します。 「交流サロンしんせい」は元々「JDF被災地障がい者支援センターふくしま(以下JDFふくしま)」での活動がベースになっています。JDFふくしまでは震災後、避難生活を送る障がいを持った方々を、地域の施設や…

これからの宮城に期待が膨らみます! 伊達ルネ塾×ぬま大学 合同ゼミ

ブログでは少々ご無沙汰しておりました。JPF宮城地域担当の三浦です。 台風18号による被害、阿蘇山の噴火、チリ大地震と津波など心休まらない日々が続いています。被害があった方の心の平安と、これ以上の被害が広がらないよう切に祈っております。 4年6…

「新しい東北」交流会 in 遠野に参加

こんにちは。東京事務所の谷内田です。 7月下旬、岩手県遠野市で開催された「新しい東北」交流会 in 遠野に参加してきました。 この交流会は、復興に携わる被災地内外の繋がりを整備し連携推進を目指す『新しい東北』官民連携推進協議会(復興庁)が開催した…

JPF「東日本大震災被災者支援」2014年度報告書が完成

こんにちは。はじめまして。 5月初旬にJPFに入職しました、谷内田(やちだ)と申します。JPF東京事務所で「共に生きる」ファンド助成事業の事務局を担当しています。よろしくお願いします。 先月7月に、2014年度の東日本大震災被災者支援活動の報告書が完成…

助成団体紹介:福島県相馬郡新地町「NPO法人みらいと」

6月24日、福島県相馬郡新地町の「NPO法人みらいと」へ、事業モニタリングに伺ってきました。 地域全体で元気に安心して暮らせるまちづくりを目指し、フェーズに合った企画を積極的に取り入れています。理事長の目黒さんをはじめ、スタッフの皆さん全員が地元…

宮城県にある『ビールをお供えする神社』とは?

みなさん、こんにちは。東京事務所の高橋です。 突然ですが、“ビール神社”と呼ばれる神社があることをご存知ですか?この名前だけ聞くと最近ビール会社が作ったように思われるかもしれませんが、実は地域に根付いた“ビール神社”があるのです。 その神社は鹿…

福島市内で霊山竹生島流棒術を習い始めました

ジャパン・プラットフォームで福島の地域担当をしている山中です。 私は、その土地に派遣されると、その土地特有の楽しみ、趣味を見つけるようにしている。それはその土地への愛着から、その土地の特性、アイデンティティなどを理解したいという思いと、あと…

岩手県沿岸部の子どもを取り巻く背景にについて ~保育ニーズ、放課後の居場所、子どもの減少~

こんにちは、岩手担当の高久です。 前回、2月に掲載したブログ、「共に生きる」ファンド締め切り前の現場スタッフがしていることとは?の記事には、助成金申請を考えている団体さんへの相談対応の様子をお伝えしました。今回は、日々地域担当が行っている重…

海外事業部スタッフが東北視察ツアーに参加しました

こんにちは。ジャパン・プラットフォーム(JPF)海外事業部の鳴海と申します。普段はアフガニスタンやパキスタンのプログラムを担当しています。 2015年3月、仙台で行われた第3回国連防災世界会議の機会をとらえて、JPFは宮城県の東日本大震災の被災地や復興…

関西の企業様に、東日本大震災復興の現状をお伝えしてきました。

宮城地域担当の三浦です。 先日、グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク*1の関西分科会様よりご依頼をいただき、東日本大震災の復興の現状をお伝えしてきました。 東日本大震災発災より50か月が過ぎて、なお8万世帯近くの被災者が仮暮らしをされて…

発災から4年、今なお続く余震:東北で震度5強

5月13日早朝、東北地方の広い地域で観測された宮城県沖マグニチュード6.8(推定)の地震には、久々であったこともあり、本当にびっくりしました。東日本大震災直後には慣れてしまってさえいた緊急地震速報にも大いにたじろいで、一瞬「何をなすべきかの思考…

【満員御礼】「国際NGOの東北支援談話ナイト~地域とつくるコラボレーション~」開催報告

2015年3月、防災分野の国際的な取り組みについて各国政府関係者が話し合う「第3回国連防災世界会議」が宮城県仙台市で開催されました。この期間仙台の街は、会議参加者だけでなく国内の支援関係者や一般市民の方々も広く参加できるシンポジウム・イベントな…

ロンドン大学LSE「3・11追悼記念 エネルギーフォーラム」にスピーカーとして参加

2015年3月11日(ロンドン現地時間)にロンドン大学LSE(London School of Economic and political science)に招待され、JPFと東日本大震災被災者支援及び被災地、特に福島の状況について講演する機会を得ました。参加者はおよそ150人程度で、大教室はほぼ埋め…

「これからの地域を支えるために必要な支援とは」に参加しました

2015年2月7日(土)に、宮城県労働者福祉協議会、特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター共催で石巻市労働会館にて行われたセミナー、「これからの地域を支えるために必要な支援とは」に参加しました。 後半のシンポジウムでは「これからの地域を支…

3月14日、第3回 国連防災世界会議(仙台)にて、JPF一般公開イベント 『国際NGOの東北支援談話ナイト ~地域とつくるコラボレーション~』を開催

イベントのお知らせです。 国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議、「第3回 国連防災世界会議」が、宮城県仙台市にて、3月14日(土)~18日(水)に開催され、国連に加盟する世界193カ国から、各国首脳・閣僚を含む政府代表団、国際機関、認定NGOなど5…