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「共に生きる」ファンド助成団体「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島」の活動をご紹介

今回は福島県郡山を拠点に活動している「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島」の活動をご紹介します。

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「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島」の活動は多岐に渡っていますが、JPFの助成金で実施している活動として、一つは親と子の交流を目的とした「劇団赤いトマトの人形劇」を行っています。対象は福島県内の親子で21名の参加がありました。

二つ目は生活再建のための講座・相談会です。
今のところ内容は以下のとおりです。


○カラーセラピー(1/21)

○マナーアップ講座(2/5) 

○初級簿記講座、パソコン講座

当初は15名程度の参加者を予定していましたが、思いのほか反響が大きく、問い合わせが多かったので先着20名にして、だいたい25名ほどまで受け入れる形にしているそうです。

対象は母子家庭及び問題の抱えた寡婦(単身)、夫はいるが諸処の理由により貧困状態から抜け出せない女性などです。

今のところ実際の就労まで結び付けようと想定している人は2人いますが、精神的なケアへの比重も大きくしていかなければいけないと考えているところです。

その日行われたカラーセラピーも自分に自信が持てるところまで3回くらいかかるとのこと。今はカラーセラピー等の精神的ケア事業をより手厚くする必要性を感じているそうです。

今後のカリキュラムにも工夫が必要と考えておられます。

またここでは、宮城のフードバンク「東北AGAIN」とも連携して、ひとり親の困窮世帯に食糧支援を行っています。会員90名のうち4~50名の、特に貧困状態が激しいひとり親家庭を対象に支援しています。食糧支援は重要かつ不可欠になっているとのこと。

福島では震災後、風評被害や避難所、除染用の宿泊所扱いなどで、ホテル、旅館などの仕事が切られてしまい仕事の一つを失ってしまった方がいるとのことです。震災前は3つくらい仕事をかけもちしていましたが、今は一つ二つくらいで、仕事が減った分、自分の食費を削る方が多いとか。

フードバンクからはシリアル、お米などエネルギーになるものや醤油など味付けができるものを主に支援してもらっているそうです。

福島では、昨年の秋頃から県内への帰還が進むにつれ、離婚する方もいるそうです。震災の影響などで夫が精神的な問題を抱えたり、女性が別にできたりして急に帰って来なくなったというケースもあります。また、放射能に対する価値観、子どもへの水・食事などの問題で喧嘩になり離婚するケースも多いとか。

自主避難ができた人は精神的にも安定していますが、震災直後に自主避難できなかった人で、特に幼い子供も抱えた方々が鬱積した思いを処理できずに、最近になって離婚するケースも多々あるそうです。

こうした、母子の困窮状態には、まさに緊急人道支援の介入が必要不可欠であると考えられます。

JPF福島地域担当 山中


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