国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF) 公式ブログ

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「これからの地域を支えるために必要な支援とは」に参加しました

2015年2月7日(土)に、宮城県労働者福祉協議会、特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター共催で石巻市労働会館にて行われたセミナー、「これからの地域を支えるために必要な支援とは」に参加しました。

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後半のシンポジウムでは「これからの地域を支えるために今、必要なこと」と題して、JPFで助成している2団体が登壇されました。

特定非営利活動法人Switchは根気強く学生や家族と接し関係を築いている団体です。

高橋様からは、Switchの支援についてのお話がありました。

学生が中退し引きこもると重篤化する傾向があることを重要視し、在学中から学習支援などの中で一人一人の様子を見守り、こころのサポートを含めた支援をされています。

また、就労支援では有効求人倍率も震災後上がってはいるものの建築・土木業がほとんどで、地元で生きていくしかない学生にはハードルが高すぎるという雇用のミスマッチがある中、彼らを地元の担い手として育てようと、地元産業(水産加工業等)でのバイターン(アルバイトとインターンを組み合わせた職業体験プログラム)など、少しずつ大人との信頼関係を築き社会参加への興味をもたらす仕組み、外に出るきっかけを作って、地域産業と一緒に成長し社会的弱者の若者を出さないまちづくりを目指しています。

家から一歩も出られなかった学生がが水産加工業のアルバイトを続け、自分が働く現場について企業にプレゼンできるまでになった姿を見るのは大変喜ばしいことであるとおっしゃっていました。

 

一般社団法人りぷらすは、子供から高齢者まで、病気や障がいの有無関わらず、様々な人々が繋がる事で地域で健康的に生活し続けられる社会づくりを目指した団体です。

橋本様からは、高齢者でも要介護者でも身体能力の悪化は防げるし改善出来るというお話がありました。

病院退院後、外出する際は車いすでと指導されていた89歳の方が、杖2本で歩くことから、自分の両手で椅子を持ち上げられるようになるまで2か月でできるようになり、少しずつデイサービスの利用回数を減らし、その18ヶ月後にデイサービス卒業予定という例を示されました。

また、様々な状況の人々が繋がることの効果として、高齢者だけの時より、子供やその親という偏りのない自然な年齢層が集まったことで、笑顔が増え身体的にも精神的にも改善していることを実感されているようです。

提案もありました。個人の方へは、普段から病気(脳卒中など)となった時のプロへの繋がり方、手段を知っておくことで早く対処、相談ができるということ。

企業の方へは、従業員の雇用や生活を守るため、定年後や親の介護に備える学びの機会を作り、従業員の仕事と介護の現状を調べてみることを挙げられました。

 

このセミナーの詳細は、特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンターの以下のブログにも掲載されています。

http://blog.canpan.info/minmin/archive/626

 

「共に生きる」ファンドでは以下の事業に助成しています。

特定非営利活動法人Switch(スイッチ)

https://switch-sendai.org/

「いしのまき若年者未来志向型インターンシップマッチング事業」

 

一般社団法人りぷらす

http://rilink.is-mine.net/

「地域交流促進事業」

 

ジャパン・プラットフォーム国内事業部:齋藤