国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF) 公式ブログ

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「新しい東北」交流会 in 遠野に参加

こんにちは。東京事務所の谷内田です。

7月下旬、岩手県遠野市で開催された「新しい東北」交流会 in 遠野に参加してきました。

この交流会は、復興に携わる被災地内外の繋がりを整備し連携推進を目指す『新しい東北』官民連携推進協議会(復興庁)が開催したもので、会場には被災地支援団体、企業、被災地自治体などから多くの方が参加していました。

今回は、復興における「コミュニティの形成」をメイン・テーマとして、パネルディスカッションや支援団体のブース展示が行われました。

「コミュニティ」には、趣味やボランティアの集まりといったグループ単位から、地縁・血縁を基盤とする地域・社会単位まで、大小様々なものがあります。このように多様な形で私たちの身近に存在するコミュニティですが、各コミュニティが持つ自助・共助の機能は、災害発災時・復興時に非常に大きな力を発揮します。JPF「共に生きる」ファンドでも、コミュニティ支援を助成対象とし、支援を実施してきました。

今回のパネルディスカッションでは、東日本大震災直後には、内陸部地域が被害を受けた沿岸部地域の支援を行い、各コミュニティが役割を見出して連携して災害対応にあたったこと、また中越地震の事例では、地域集落がコミュニティとなり、被災者が帰村後、村の復興とコミュニティ再活性に向けて協力して取り組んだことが紹介されました。
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パネルディスカッションの様子

現在、仮設住宅から復興公営住宅への移行期に入っている東日本大震災の被災地域においても、「コミュニティ」に関する課題は再度指摘されています。

これから復興公営住宅に引っ越す被災者は、慣れた仮設住宅コミュニティを離れ、引っ越し先で新しいコミュニティを形成し、生活を再建していかなければいけません。一方、残された仮設住宅では、人員不足により見回りや交流会を実施してきた自治会の運営が難しくなるなど、コミュニティの縮小・弱体化が起こっています。このように被災者を取り巻くコミュニティが変化し、人びとの繋がりが再編成される中で、孤独死や引きこもりが発生する可能性もまた高くなってきます。

こうした問題を見落とさないためにも、新たなコミュニティ形成、そして仮設住宅コミュニティ維持等への支援は引き続き必要です。

交流会の様子は、「新しい東北」官民連携推進協議会ウェブサイトでも報告がありますのでご覧ください。

www.newtohoku.org

 

交流会後、会場近くに神社と城跡のある小高い山があると聞き、時間を見つけて探索に出かけました。

入口の鳥居をくぐると、長い階段があり、登った先には神社の境内がありました。

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その先には草の茂った山道があり、緑に囲まれた道を通ってさらに上の方を目指しました。真夏日でしたが、風も涼しく心地よく、気持ちよく汗をかきながら歩くことができました。

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この山には安土桃山時代に築城された鍋倉城の城跡があり、現在は公園も整備されています。

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ここの展望台からは、遠野市を一望することができました。

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初めての遠野市訪問で、短い滞在ではありましたが、遠野市の自然と爽やかな景色に心をリフレッシュすることができました。

ジャパン・プラットフォーム 国内事業部 谷内田


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