心のケア・心理社会的サポートの一環として、スタッフ研修がシリーズで行われています。今回は大船渡にて、子どもと親子関係に関わる支援スタッフの研修があり、同時に大槌や陸前高田の支援現場の視察を行いました。この研修は、震災後1年経って子どもに特徴的な変化が見られ、どのように対応して良いか分からないという訴えが、親御さんや子どもに関わる医療関係者、教育関係者、団体スタッフから聞かれるといった報告があって、実現しました。この報告がなされたのは、NPO同士で情報交換等を月2回ほど実施している大船渡アクションネットワークのミーティングであり、こういったことからもNGO・NPO同士の横の連携の重要性がみてとれます。ジャパン・プラットフォームは大船渡アクションネットワークの調整役を担っている共生地域創造財団から挙がったニーズに対し、派遣講師をご紹介し、講師との連絡等を行いました。
子どもの立場にたったシチュエーションを想定した、ロールプレイングを実施
今回は現場視察も行いましたので、その写真も載せておきます。今後もジャパン・プラットフォームの支援が多くの方々の役に立てるよう、企業や個人の方々からの寄付を募るとともに、NGOやNPOの方々と共に活動をつくりあげてまいります。
JPFスタッフとの打ち合わせ(ぐるっとおおつち:「共に生きる」ファンド申請団体@大槌)
小学生が利用する児童館の掲示板(パレスチナ子どものキャンペーン@大槌)
漁協の人たちが利用する仮設の番屋(グッドネイバーズ・ジャパン@大槌)
仮設住宅と学校を往復するスクールバス(国境なきこどもたち@大槌)
放課後学校「コラボ・スクール」建設の土地を醸成中(カタリバ:「共に生きる」ファンド申請団体@大槌)
仮設商店街(レスパイトハウス・ハンズ:「共に生きる」ファンド申請団体@陸前高田)
トレーラーハウスを利用した「ちいさなおうち」図書館(うれし野こども図書室:「共に生きる」ファンド申請団体@陸前高田)
JPF豊島