1月19日に、多賀城市民会館においてミュージカル「ア コモン ビート」が上演されました。
このイベントは、ジャパン・プラットフォームが資金助成している「ピーズボートセンターいしのまき」が若者支援の一環として公演までの運営のサポートを行い、実施されたものです。
このミュージカルは、年齢、職業、性別などにとらわれない100人の参加者(キャスト)が集まり、100日間かけて作り上げるというもので、参加者のうち七割ぐらいは石巻市をはじめとした被災地の方とのこと。同センターでは、練習やミーティングなどが行われたり、参加者にとって憩いの場となっていたようです。
公演に至るまでの経緯を説明してくれたピースボートの担当者の方によると、女川町から参加している方も何人かいて、その方たちは、仮設住宅への生活物資の配布をコモンビート関係のボランティア協力して行った際に町の人と関係ができたことが参加する最初のきっかけだったとのことでした。
仮設住宅への生活物資の配布は、東北3県で行政やNGOが協力して実施され、JPFもその調整役を担ったり、女川町にはジャパン・プラットフォームのスタッフを派遣して支援の受け入れ調整のお手伝いをしたりしていたのですが、その流れがいろいろな経緯を経て「ミュージカル」に、と予期せぬ「繋がり」の話を聞いて、感慨深いものがありました。
ミュージカル自体も素晴らしく、会場は超満員の熱気に包まれ、最後は感動のフィナーレでした。
こういうイベントからも新たな繋がりができて、新しいものが作られていくんだな~という可能性を感じたひと時でした。
ジャパン・プラットフォーム 明城
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