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宮城県にある『ビールをお供えする神社』とは?

みなさん、こんにちは。東京事務所の高橋です。

突然ですが、“ビール神社”と呼ばれる神社があることをご存知ですか?この名前だけ聞くと最近ビール会社が作ったように思われるかもしれませんが、実は地域に根付いた“ビール神社”があるのです。

その神社は鹿島神社という宮城県石巻市北上町にある神社で、通称“ビール神社”と呼ばれています。

なぜビール神社と呼ばれているかというと、日本酒ではなくビールをお神酒としてお供えするから。ではなぜビールをお神酒としてお供えしているかというと、その昔飢饉があった年に米が不作で日本酒をお供えすることができず、何とか収穫できた麦で作ったお酒をお供えしたということに由来するそうです。
なんでも、米が豊作となった年に日本酒に戻したところ悪い病気が蔓延したのだとか。そこから日本酒ではなく麦酒、そして現在はビールをお供えするようになったのだそうです。

そんな通称“ビール神社”ですが、2011年3月11日の大津波で周辺の民家とともに流失してしまいました。今は小さなほこらが祭られています。

最近ビールが好きになってきた私としては、いつか復活することを願ってやみません。

夏休みに東北を巡ろうと思っているビール好きの方、ビール神社復活の願いも込めて立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

■鹿島神社の場所

住所:宮城県石巻市北上町十三浜白浜227

仙台から車で約1時間半


ちなみに、神社の近くにある白浜海水浴場では、8月8日(土)、9日(日)で“二日間だけの海開き”が開催されるようです。こちらもぜひ。

 


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