こんにちは!
ジャパン・プラットフォーム(JPF)東京事務所の田中です。
パンダのシャンシャン(香香)の誕生日であった6月12日(火)と翌13日(水)の2日間、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)主催のフォーラムに、昨年に続き参加してきました。会場は昨年同様、両国の国際ファッションセンター(KFCホール)でした。
昨年は、国技館で大相撲5月場所が開催されていましたが、
今年のフォーラムは6月だったので、大相撲は開催されていませんでした(写真は昨年のものです)。
昨年、「稀勢の里が横綱に昇進して横綱が4人となった相撲トランプを記念に後日買いに来る」とこのブログに書いていましたが、結局買いそびれてしまい、幻のトランプになってしまいました。
会場付近の海抜は、昨年と変わっていないようです。
JPFオフィスを出発する際、渉外部スタッフに「今日は、ちゃんこ!」と言われました。そうです。会場が両国なので、確かに「今日は、ちゃんこ!」です。フォーラムは午後からなので、「ちゃんこは夜に」ということになります。
午後1時の開始とともにオープニングセッションとパネルディスカッション「災害対応と連携の新たな動き」がスタート。午後の分科会ではJPFの柴田緊急対応部長がコーディネーターを務める分科会5に参加しました。
昨年は、分科会のタイムキーパーを僕が担当しましたが、今年の担当者は昨年よりキッチリと時間管理していたので、時間に余裕ができ、パネリストの方々の追加のお話を聞くこともできました。
そしていよいよ「今日は、ちゃんこ!」の時間となる夕方。地域事業部スタッフからちゃんこのお店の情報をもらいました。そのお店は、そのスタッフがその日のランチでちゃんこを食べた後に見つけた「こっちの方が良さそうに見えた」お店だとのことでした。
ちゃんこに一緒に行く人を募らなくてはと思ったのですが、教えてくれたスタッフは、「昼にちゃんこを食べたし、夜行くと本格的にスカウト(相撲部屋に)されてしまうから」とのことでお断りされました(笑)。ほかのスタッフも用事があったようで、結局一緒に行く人を募ることができませんでした。
でもここは、「地域事業部ブログ」のためにも今日はちゃんこを食べなくてはならないという強い使命感から、教えてもらったお店に向かいました。
到着して入店してみると、竜宮城の様な、非常に良いお店でした。僕が所属している部の連携調整機能(今回はお店を教えてくれたスタッフから僕)の完成度の高さと、自己犠牲の精神(まず身を挺して自分が失敗してから他の人には良いお店を教えてくれる)を感じました。
お店は、僕よりも若い40歳とのことでした(写真の右下をご参照ください)
ちゃんこはこんな感じでした。着物の袖が写っていますが、着物を着たお姉さんが、ちゃんこを作ってくれました。
ちゃんこを食べ終わる頃、〆に鍋に投入するものを勧められました(雑炊、うどん、ラーメンがあるそうです)。
健康診断を1週間後に控えていたので、かなり迷いましたが、「〆を投入しないとちゃんことして完成しないのではないか?」という言い訳を思いつき、結局1番人気っぽい雑炊を頼んでしまいました(心の片隅には全部食べずに味をみて、残してしまえばいいやという気持ちもあったのだと思います)。
あまりにも美味しかったので、一粒残らず食べてしまいました。「おかわり!」と言いそうになりましたが、思いとどまりました。
店内はこんな感じでした。
これは天井の写真です。
ちゃんこ自体は勿論のこと、お店の雰囲気、サービスと比較すると、格段にお手頃なお値段でいただくことができました(お店を教えてくれたスタッフに感謝!)。
昨年の流れを踏襲して、今年も吉祥寺で途中下車して、「カオス」というバーに寄りました。このバーのオーナーバーテンダーの香織さんは「クローバープロジェクト」というネーミングで東日本大震災の復興支援活動をされています。ここで香織さんが、その「クローバープロジェクト」の「チャリティコンサート」の前売り券を、僕が購入していたことを思い出させてくれました。
「クローバープロジェクト」にご興味のある方は、以下のサイトをご覧になってみてください。https://www.facebook.com/Kurobapurojekuto/
翌日の6月13日(水)は9時30分から全体セッションがスタート。会場で、前日に夜のちゃんこに誘ってみたもののさらっと流されてしまっていたJPFの「マダム」と言われている人から「昨日は、ちゃんこ食べに行ったの?」と聞かれました。写真なども見せながらすごく良いお店だったと説明したところ、その「マダム」と「頼れるお姉様風」のスタッフと一緒に、前日に行ったお店にちゃんこのランチを食べに行くことになりました。
お店に着いて「ここは元お相撲さんがやっているの?」というような話をしていたところ、お店のお兄さんが気を利かせてお店の説明のパンプレット(全8ページの豪華版)を持ってきてくれました。
「これを見れば全て分かります!」とのことでしたが、ご婦人方お二人には各一部ずつくれたのに僕にはくれないという、絵に描いたような笑える状況になってしまいました。お二人が同情してくれて、「ブログを書くんだから」ということで一部を僕にくれました。
ちゃんこのランチは、こんな感じでした。こんなに盛沢山なのにこのお値段っていう感じの良心的な値段設定でした。2日間で2度美味しいちゃんこになりました(前日は塩味でしたが、このランチは醤油味でした)。
午後は、JPFの柴田緊急対応部長がパネリストを務める分科会8に参加しました。
分科会の後、クロージングセッション「協働でつくる災害支援の未来」に参加し、その後JPFの事務所に帰りました。
JVOADのフォーラムにご興味がある方は、以下のサイトをご覧になってみて下さい。
https://www.facebook.com/jvoad/
時は変わって6月16日(土)、JVOADのフォーラムの初日の夜に前売り券を購入していたことを思い出した「クローバープロジェクト」の「チャリティコンサートVol.7」「夢と不思議を翼にのせてⅡ」に行ってきました。
会場は、吉祥寺にあるライブハウス「スターパインズカフェ」というところでした。
会場では、被災地応援グッズが販売されていました。てぬぐいの包装紙ののしには「クローバープロジェクト」の文字とマークがありました(見えにくいですが、写真の左側に写っています)。Tシャツの左胸の「We♥東北」のマークは、このチャリティコンサートの出演者のカズ・カタヤマさんというマジシャンの方がデザインしたとのことでした。
手作りキャンドルも販売されていました。このキャンドルには、野蒜海岸の砂と貝がらをとじこめてあるとのことでした。「水に濡れても消えないキャンドルなので、一家に一個あると災害のときに良いですよ」とのことでした。
東松島などのパンフレットなども置いてありました。
チャリティコンサートには、カオスでお知り合いになっている、ソプラノ歌手の吉村美樹さんとマジシャンの一太郎さんが出演していました。その他にカズ・カタヤマさんというマジシャンの方も出演していました。
一太郎さんの演技の様子です。
吉村美樹さんの演技の様子です。ピアノは岩間麻里さんです。
カズ・カタヤマさんの演技の様子です。途中から、吉村美樹さんと岩間麻里さんとの共演でやっていました。
演目の合間に、「クローバープロジェクト」の活動報告がありました。
パネリストも登場して説明していました。
パネリストが説明している写真もう1枚。
活動報告の後にはEsquisses de Voix(エスキス・ドゥ・ヴォア)という高校生を中心としたコーラスグループのコーラスなどもありました。Esquisses de Voixは、「声のデッサン」という意味だそうです。2017年に設立したばかりのコーラスグループとのことでした。
いろいろ盛り沢山で、楽しいチャリティコンサートでした。
地域事業部(2017年4月1日より、国内事業部から名称を変更しました)
田中
写真はすべて©JPF