国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF) 公式ブログ

国際協力NGOをサポートする認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)のブログ。NGO・経済界(経団連、企業など)・政府(外務省など)が連携し、国内外の緊急人道支援を実施。寄付金・募金受付中。

6月1日、「たらちねクリニック」オープン!

 5月8日にこのブログでお伝えしたジャパン・プラットフォーム(JPF)が助成する「認定NPO法人NPO法人いわき放射能市民測定室 たらちね」(以下、たらちね)の活動の続編です。

 2017年5月21日(日)に、いわき市内のたらちね事務所で「たらちねクリニック」の内覧会が開催されました。関係者、報道陣、スタッフ含めて約50名が集まり、手作りで温かい会となりました。

 まずは、常勤医師の藤田操院長による沖縄三線と歌でスタート。
 藤田先生はたらちねクリニックの前に「NPO法人沖縄・球美の里」のある沖縄県久米島で勤務されており、「安里屋(あさとや)ユンタ」という沖縄民謡の「小名浜バージョン」を聞くことができました。 

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 続いて、来賓であるいわき市の清水敏男市長はじめ、医療機器関係者、支援者・団体、地域の方々など、様々な分野の応援団が、たらちねへの熱い想いをスピーチ!
 清水市長からは、たらちねがクリニックを本当に作ってしまったことへ驚きと、これからはここが安心の拠点となる、というお言葉がありました。

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▲清水いわき市長

 他の来賓からも、このクリニックに大きな期待と希望が寄せらました。

 そしていよいよ手作りのリボンによるテープカットの後、内覧が始まりました。

 たらちねは、今回の開設のために部屋を拡張するなど改装したそうです。内装は子どももリラックスできるスペースとなるように工夫。待合室は青空の壁紙とし、診察室は、心を落ち着かせる効果があると言われているピンク色をベースにしています。また、支援企業であるdōTERRA Japanさんの素敵なアロマの香りに癒されます。

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 藤田先生はあっという間に記者たちに囲まれ、特に甲状腺検査については熱心な質問を受けていました。

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 このクリニックの特長は、甲状腺検査と内部被ばく検査が充実していることです。子どもたちをはじめとする地域の人々が、自分自身の健康に留意し、将来にわたって心身の状態を良好に保つための手助けをすることが目的です。そのため、患者さんが小さな心配事も話せる環境を作り、できる限りの対応をしていきたいとクリニックは考えているそうです。

 また、他の医療機関との連携はもちろん、常勤医師の藤田先生の他、東京から小児科医の黒部信一先生、小児精神科医学がご専門の渡辺久子先生の診察日も設けています。スタッフも、診察前後のフォローや接し方などのトレーニングを重ねています。

「まちのお医者さん」として、どんな方でも気軽に受診していただけます。遠方からのお越しも歓迎です(予約されることをお勧めしているそうです)。

 もちろん、今まで通り出張による甲状腺検査も行っていくそうです。 

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▲たらちねクリニックのメンバー

 クリニック開設の決意からオープンまで、たくさんの方々の協力があり、思いが実ったことをとてもうれしく思っています。

「未来のために自分たちで考え、自分たちの力で具体的に問題に取り組んでいる姿」。今回のクリニック開設でも、そんなたらちねの姿が見えました。

【たらちねクリニック】
(6月1日から通常の診察が可能となります。)
福島県いわき市小名浜花畑町11-3 -3F
内科 小児科
診療時間は、9:00~12:00、14:00~16:30(土日祝休み)
※予約をお勧めしますが、無しでも受診していただけます。
予約と問い合わせは、電話0246-38-8031まで。

 JPFは、今後も福島の方々の支援を続けていきます。

JPF地域事業部 斎藤
※国内事業部は4月1日より地域事業部となりました。