東日本大震災発災より一週間後の3月18日に政府や県、自衛隊、NPO/NGO、
自治体等との連携の必要性を想定しみやぎ連携復興センターは設立されました。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は設立当初よりみやぎ連携復興センターの構成団体として関わり、2011年10月よりスタッフを派遣し主に連携調整の業務をサポートしてきました。
JPFのミッションである支援者間のコーディネートを地元の団体であるみやぎ連携復興センターと共に行うことで効率良く迅速な支援のマッチングを行うことを目的としています。
復興のフェーズの変化に応じて取組は変わってきており、
物資支援のマッチングから、被災地域周辺の状況調査、地域やテーマ毎の連携協働の場の提供など多岐に渡る活動を行っております。
連携調整の場づくりとしては県域での情報共有を行う「復興みやぎネットワーク会議」、
県域で子ども支援をテーマに話し合う「子ども支援会議」、
復興まちづくりについて話し合う場「みやぎボイス」
復興ものづくりのネットワーク「ものづくり交流会」
などが行われてきました。
復興みやぎネットワーク会議(C)JPF
ものづくり交流会の参加団体の手仕事品の多くはみやぎ生協様と応援のしっぽ様により作られた手作り商品カタログで購入できますので是非下記をご覧ください。
手作り商品カタログ|東日本大震災からの復旧・復興をめざして|くらしのサポート|みやぎ生活協同組合
企業支援などのマッチングもみやぎ連携復興センターと協力して行い、先日は宮城県でも味の素グループ様の料理教室「ふれあいの赤いエプロンプロジェクト」が石巻で開催されました。
味の素(C)JPF
JPFの活動というと共に生きるファンドの助成だけと見られがちですが、円滑な支援が行われるための連携調整、すなわち支援を被災地に届けるためのプラットフォームとしての役割も地域の団体と共に行っております。
なかなか日の当たることのない縁の下の力持ちのような活動ですが、
県域、市域にそれぞれ中間支援と呼ばれる組織があり、
現場の団体の下支えをしていることも気に留めていただけるとありがたいです。
尚、共に生きるファンド第19回募集日程が決定しました。詳しくは下記サイトをご覧ください。
共に生きるファンド:第19回募集日程-お知らせ|東日本大震災支援被災者支援特設サイト 認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)
ジャパン・プラットフォーム 宮城県地域担当:三浦