3月最終週の土曜日夕方、イギリスにてMBAを学ぶロンドン・ビジネス・スクールの学生さんたちが日本を訪れるツアーのスケジュールの一貫として、東日本大震災について学ぶ機会が設けられ、ジャパン・プラットフォーム東北スタッフがスピーカーとして、登壇させていただきました。
当日は、ツアーの中でも自由参加のセッションということもあり、日本に来訪している学生の中でも、特に今回の震災について関心の高い学生が集まりました。
セッションは約1時間半で2人のスピーカー、ジャパン・プラットフォームより東日本大震災被災者支援に関する現地での取組みの説明と、日本の中長期エネルギー政策の専門家より、原発に関係する日本のエネルギー政策についての発表がありました。国も職業も様々なバックグラウンドの学生さんが集まり、限られた時間の中で活発な質疑応答も行われていました。
ジャパン・プラットフォームのスタッフは、英語版の震災の取り組みを紹介する映像を流したあと、緊急期と復興期に分け、主に写真を使い、被災地の様子について、体験談を中心に今まで見てきたことを話しました。学生さんからは、「国外のニュースだけでは知りえなかった生の声を聞けて、勉強になった」「今回聞いた話を持ち帰って伝えるため、もっと詳しく教えてほしい」等のコメントをいただきました。被害の状況はさることながら、支援を調整するジャパン・プラットフォームの役割ならではの課題や、防災について考えるきっかけになっていればいいなと思いながら、国際交流の現場に立ち会っている醍醐味を感じました。
セッション後はディナーに招待され、学生さんとざっくばらんに話すことができ、忘れていた学ぶ立場の意欲と想いを思い出すことができました(笑)。
今回の機会を与えてくださったロンドン・ビジネス・スクールの皆さまに深く御礼申し上げます。
ジャパン・プラットフォーム康井
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